スズメの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにスズメの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最高記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなスズメの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
スズメの平均寿命!
飼育下:10年程度
野生:2~3年
スズメの平均寿命は、飼育下で10年程度と言われています。
しかし日本ではペットとしての飼育が禁止されているため…あまりデータが無いと言えそうです。
余談ですが…スズメは狩猟鳥獣に含まれるため、正式な手続きをしていれば狩猟で捕獲することは可能です。
その後は飼養の登録をすれば飼うことも可能なようですが、ペットとして(愛玩目的)の飼養許可はほぼ下りないそうです。
野生では巣立ち後に分散するため、同じ個体を追うのが非常に困難…という事情がありあまり研究が進んでいないようですね。
海外での調査によると、天敵の多さからヒナの段階や巣立った直後での死亡率が非常に高いようで…多くが半年以内で亡くなるというデータもあるそうです。
成長すれば3年程度と言われているようですが、飼育下での状況を考えると寿命という意味ではもう少し長そうな気がしますね。
何を以てして寿命と言うか…によって変わりますが、野生化でも6年以上生きた記録があるようです(詳しくは後述)ので、事故や捕食されなければ5年程度となるかもしれません。
スズメの寿命最高記録・ギネス情報!
15歳:飼育下
6歳3か月以上:自然条件下
長寿の記録としては上記のようになっています。
非常に古い本ではありますが、スズメの四季という本によると飼育下では最長15年という記録があるようですね。
またソース不明ではありますが、飼育下で16歳というスズメがいた…という話もあるようです。
野生化では日本で2,293日(約6年3か月)という記録があり、これは初めて捕獲した際に標識を付け、その後2,293日後に同じ標識を付けたスズメが捕獲された…というものだそうですね。
つまり、少なくとも2,293日以上は生きていたということになります。
今後技術進歩によって、同一個体を簡単に追うことが出来るようになったら…もっと色々と判明しそうですね。
スズメの寿命・種別ランキング!
スズメ:10年程度
ニュウナイスズメ:不明
スズメはスズメ目スズメ科スズメ属に分類されており、スズメ目には現在25種類が分類されているようです。
日本にはスズメとニュウナイスズメの2種類がおり、外国ではイエスズメなどが有名でしょうか。
民家の近くで見られるのはほぼ全てがスズメであり、ニュウナイスズメは林や森などに生息しています。
簡単な見分け方としては、頬に黒い斑があるのがスズメで無いのがニュウナイスズメ。
しかしスズメも幼鳥のうちは黒斑がハッキリしない個体も多いので注意です。
ニュウナイスズメに関しては、スズメ以上に寿命についてはわかっていないようですね。