ヒヨドリの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにヒヨドリの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなヒヨドリの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
ヒヨドリの平均寿命!
飼育下:8~10年
野生:4~5年
ヒヨドリの平均寿命は、飼育下で8~10年程度と言われています。
日本では全く珍しくない鳥ですが、実は海外ではあまり見ない鳥なんだそうです。
現在は鳥獣保護法により飼育が禁じられていますが、高い知能を持ち人の顔を見分けることから古くから愛玩されてきました。
飼育されていた歴史が長いので、寿命に関しては概ねこの程度ということで間違いなさそうです。
現在も狩猟対象ですので、正しい手続きを行えば捕獲は可能です。
しかし愛玩目的での飼育許可はほぼ下りないといった状態のようですね。
野生では正確に年齢を判断出来なかったり、同じ個体を追い続けることが困難なため…多少精度は下がるものの、4~5年というのが定説となっています。
標識調査も行われており、比較的調査は進んでいるかと思われますよ。
ただし、巣立ちが早く…ほぼ飛べない状態で巣の外に出て親鳥と行動する、という習性からか…1年以内の死亡率が非常に高いようです。
ということで4~5年というのは生理的寿命となります。
ヒヨドリの寿命最長記録・ギネス情報!
10歳4か月:野生(標識調査)
10年以上:飼育下
長寿の記録としては上記のようになっています。
古くから愛玩されていたものの、近年は鳥獣保護法により飼育が禁止。
その関係か、飼育下でのしっかりとしたデータはあまりありません。
ですが、10年以上飼育した…という話は珍しくないようですね。
野生化では標識調査により、10歳4か月というのが確認されています。
これは最初に捕獲した時から、最後に捕獲した時までの期間となり…これ以上生きたということは間違いない数字になります。
小柄ですが、かなり長生きな気がしますね。
ヒヨドリの寿命・種別ランキング!
ヒヨドリ:8~10年程度
シロガシラ:8年程度
ヒヨドリは鳥綱スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属に分類されています。
ヒヨドリ科は非常に多くの種がいるようですが、日本にも馴染みがあり有名なのがシロガシラ。
シロガシラはヒヨドリ科のシロガシラ属に分類されています。
ヒヨドリの近縁種であり、寿命は8年程度です。
ヒヨドリ属には…ヒヨドリ1種なのでしょうかね?
ちょっと調べてみてもあやふやな感じでした。
そしてヒヨドリには現在8亜種いるとされ、ヒヨドリ、オガサワラヒヨドリ、ハシブトヒヨドリ、ダイトウヒヨドリ、アマミヒヨドリ、リュウキュウヒヨドリ、イシガキヒヨドリ、タイワンヒヨドリです。
亜種に関しては生息地による違いが主ですので、寿命に関しては同等の8~10年と思って問題無いかと思われます。