ゴリラの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにゴリラの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなゴリラの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
ゴリラの平均寿命!
飼育下:50年(ニシローランドゴリラ)
野生:35~40年
ゴリラの平均寿命は、飼育下で35~40年程度と言われています。
動物園での飼育歴も非常に長い動物ですので、概ね寿命に関してはわかっていると言えるでしょう。
後ほどゴリラの種類も紹介しますが、飼育されている全てがニシローランドゴリラという種類です。
野生では正確に年齢を判断出来なかったり、同じ個体を追い続けることが困難なため…多少精度は下がるものの、概ね飼育下よりも10年短いというのが定説になっているようです。
ゴリラの寿命最長記録・ギネス情報!
63歳:トゥルーディ(ニシローランドゴリラ) リトルロック動物園(アメリカ)
(62歳):ファトゥ(ニシローランドゴリラ) ベルリン動物園(ドイツ)
60歳0か月26日:コロ(ニシローランドゴリラ) コロンバス動物園(アメリカ)
55歳:ジェニー(ニシローランドゴリラ) ダラス動物園(アメリカ)
53歳:オキ(ニシローランドゴリラ) 愛知県東山動物園
長寿の記録としては上記のようになっています。
2019年12月時点での最長は、アメリカリトルロック動物園にいたトゥルーディ。
野生で捕獲されたため、生まれはハッキリとしておらず…1956年生まれと推定されています。
そして2019年7月24日に、リトルロック動物園で亡くなっています(推定63歳)
続いてファトゥですが、彼女は現在生きているゴリラで最高齢と言われています。
こちらも野生で捕獲されたため、1957年生まれと推定されており現在62歳。
ベルリン動物園で飼育されており、トゥルーディの記録を抜く可能性もありますね。
生まれがハッキリとしているゴリラの寿命記録は、アメリカのコロンバス動物園で飼育されていたコロ。
1956年12月22日にコロンバス動物園で生まれ、2017年1月17日に亡くなるまで飼育されていました(60歳0か月26日)
国内では東山動物園で飼育されていた、オキが最高齢と思われます。
野生で捕獲されたため生まれはハッキリとしていませんが、推定1956年生まれ。
2010年12月30日に東山動物園で亡くなっています(推定53歳)
ゴリラの寿命・種別ランキング!
ニシローランドゴリラ:35~40年
クロスリバーゴリラ:不明
マウンテンゴリラ:35~40年
ヒガシローランドゴリラ:不明
ゴリラは霊長目ヒト科ゴリラ属に分類されており、更にニシゴリラとヒガシゴリラに分岐します。
ニシゴリラはニシローランドゴリラ亜種と、クロスリバーゴリラ亜種の2亜種となりますが…ほぼ全てがニシローランドゴリラ亜種なんだそうですね。
現在飼育されているゴリラは全てが?ニシローランドゴリラと言われていますので、我々が思い浮かべるゴリラがこちらの種類となります。
対してヒガシゴリラはマウンテンゴリラ亜種と、ヒガシローランドゴリラ亜種の2亜種。
どちらも飼育はされていませんが、マウンテンゴリラは保護プログラムがしっかりとしているために野生化での寿命はある程度判明しているようです。
ニシゴリラのニシローランドゴリラと、ヒガシゴリラのマウンテンゴリラがほぼ同じ寿命であることから…4種ともほぼ同じくらいの寿命だと考えられているみたいですね。