ムクドリの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにムクドリの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなムクドリの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
ムクドリの平均寿命!
飼育下:10年程度
野生:5~7年
ムクドリの平均寿命は、飼育下で10年程度と言われています。
現在は鳥獣保護法により飼育が禁止されていますが、それ以前には飼育していたことも多いようです。
また狩猟鳥獣となっていますので、正しい手続きを行えば捕獲することは可能です。
とは言っても…現在では愛玩目的での飼育許可はほぼ下りないようですね。
後ほど紹介しますが、飼育下では20年生きた…なんて話もあるようで、環境が合えば相当長生きするようです。
現在では難しいですが、雛鳥のうちからしっかりとした環境で飼育すれば…寿命は言われている10年を超えてきそうですね。
野生では正確に年齢を判断出来なかったり、同じ個体を追い続けることが困難ではあるものの…標識調査により5~7年程度と判明しているようです。
ムクドリの寿命最長記録・ギネス情報!
20歳:ソース不明(ホシムクドリ)
:
7歳7か月:野生化(標識調査)
長寿の記録としては上記のようになっています。
正直あまり情報はありませんでした。
最長として書かれているのは、ソース不明ではあるものの20年というもの。
どうやらこれはホシムクドリという、よく見かけるムクドリとは別種のようですね。
ムクドリの種類については後ほど紹介します。
そして野生化では標識調査により、7歳7か月という個体が確認されています。
これは最初に捕獲した時に足に標識を付け、最後に捕獲された時までの期間。
つまり、確実にこれ以上は生きている…ということになりますね。
ムクドリの寿命・種別ランキング!
ムクドリ:10年程度
ギンムクドリ:不明
ホシムクドリ:不明
ムクドリは鳥綱スズメ目ムクドリ科ムクドリ属に分類されています。
鳥の分類は非常に難しいのですが…ムクドリ科も例にもれず、非常に多いです…。
ムクドリ属(Spodiopsar)はどうやら、ムクドリとギンムクドリの2種。
一般的に日本で見られるのがムクドリ。
ギンムクドリは中国南東部に生息し、冬鳥として日本海の離島や南西諸島にやってくることがある鳥です。
あまり研究が進んでいないようで、寿命は不明も同等の10年程度(飼育下)かと思われます。
そしてホシムクドリはホシムクドリ属に属していますが、これは元々同じ属だったそうです。
ホシムクドリ属からムクドリ属の他、数属が分離されて現代にいたる…という感じのようですね。
近しい種ではあるものの…別種となっているようです。
こちらも日本には冬鳥として渡来することがあり、島根県や鹿児島県で少数見られることがあるみたいですね。
先ほど紹介した20年生きたムクドリというのが、このホシムクドリ。
詳細は不明なものの、もしかしたら日本で見るムクドリよりも多少長生きなのかもしれませんね。