コアラの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにコアラの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなコアラの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
コアラの平均寿命!
飼育下:15~20年
野生:10~15年
コアラの平均寿命は、飼育下で15~20年程度と言われています。
日本を含め世界各国の動物園にて飼育されていますので、概ね正確とみて良さそうです。
野生では正確に年齢を判断出来なかったり、同じ個体を追い続けることが困難なため…多少精度は下がるものの、概ね飼育下よりも5年短いというのが定説になっているようです。
またオスはメスよりも数年ほど寿命が短い…というデータもあるようです。
コアラの寿命最長記録・ギネス情報!
23歳11か月:ラム 東山動物園
23歳8か月:ミク 天王寺動物園
(22歳):ひかり みどり 淡路ファームパークイングランドの丘
22歳3か月:みなみ 淡路ファームパークイングランドの丘
(22歳):クレメンツ 東山動物園
長寿の記録としては上記のようになっています。
海外(特にオーストラリア)での飼育実績も長いので、これ以上に長寿な個体がいた可能性もあります…。
しかし、国内の情報しか調べることが出来ませんでした。
国内長寿は東山動物園のラム。
ラムは1988年4月28日に多摩動物公園で生まれ、1989年11月28日より東山動物園へ。
その後はずっと東山動物園で暮らしていたようで、2012年3月30日に亡くなっています(23歳11か月2日)
続いては天王寺動物園のミク。
ミクは1991年7月26日に天王寺動物園で生まれ、2015年4月16日に亡くなるまで天王寺動物園で暮らしていました(23歳8か月20日)
そして1997年2月1日にオーストラリアのヤンチャップ国立公園で生まれた、ひかりとみなみが2019年12月現在最高齢のコアラなハズです。
2003年3月より淡路ファームパークイングランドの丘で生活しており、現在も元気に過ごしているようですね。
更には1997年11月にオーストラリアのタロンガ動物園で生まれ、2001年より東山動物園で過ごしているのがクレメンツ。
国内の長寿最高記録が塗り替わる可能性も高そうですね。
コアラの寿命・種別ランキング!
コアラ:15~20年程度
コアラは哺乳綱オポッサム目コアラ科コアラ属に分類されています。
そして3亜種に分けられるとされていましたが、現在は同種とする説が有力となっているようです。
つまり…コアラに種類は無い…ということに。
昔はニューサウスウェールズコアラ、ビクトリアコアラ、クイーンズランドコアラの3亜種に分けられていたんですね。
現在は先ほど書いたように全て同種とする説が有力だそうですが、ニューサウスウェールズコアラと、ビクトリアコアラ&クイーンズランドコアラの2亜種とする説もあるそうです。
このように種類は無い、とされるくらいに違いはないので…3亜種に分けたとしてもそれぞれの種で大きく寿命が異なるということはないようです。
どの種も飼育下で15~20年程度となっていますよ。