ラッコの寿命はどのくらい?平均やギネス最長記録、種別ランキングを紹介!

ラッコ寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?

そんなあなたにラッコの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。

飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。

更には種類によっての違いも気になりますね。

今回はそんなラッコの寿命に関して、徹底的にお知らせします!

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ラッコの平均寿命!

飼育下

オス:15~20年

メス:20~25年

野生

オス:10~15年

メス:15~20年

ラッコの平均寿命は、飼育下で15~25年程度と言われています。

なぜかオスよりもメスの方が5年くらい長生きの傾向があるようです。

日本を含め世界各国の動物園にて飼育されていますので、概ね正確とみて良さそうです。

野生では正確に年齢を判断出来なかったり、同じ個体を追い続けることが困難なため…多少精度は下がるものの、概ね飼育下よりも5年短いというのが定説になっているようです。

ラッコの寿命最長記録・ギネス情報!

推定25歳:ポテト(アラスカラッコ?) 鳥羽水族館

(推定24歳):ラスカ(アラスカラッコ?) のとじま水族館

推定24歳:エレン(アラスカラッコ?) 海遊館

推定23歳:エミ(アラスカラッコ?) 鳥羽水族館

22歳:チャーリー(カリフォルニアラッコ) カリフォルニア州太平洋水族館

(21歳):ラッキー 須磨水族館

20歳2か月:トニー(アラスカラッコ?) 大洗水族館

長寿の記録としては上記のようになっています。

海外の情報が乏しいので…ギネス記録などではこれ以上に生きた個体がいるかもしれません。

国内では1993年5月13日にアラスカから登別マリンパークニクスにやってきたポテト(メス)が最高齢と思われます。

サンシャイン水族館を経て1994年5月に鳥羽水族館に来園し、2014年4月18日に亡くなるまで飼育されていました(推定25歳)

そしてこの記録を塗り替えそうなのが、のとじま水族館にいるラスカ(メス)です。

1999年にアラスカからやってきて、2020年1月現在で推定24歳。

水族館にやってきた4月を誕生日と仮定していますので、4月で推定25歳になります。

オスのラッコで長寿なのは、須磨水族館で飼育されているラッキー。

1998年5月13日生まれで、2012年に新潟市水族館マリンピア日本海から須磨水族館にきたようです。

2020年1月現在で21歳8か月。

まもなく22歳を迎えますね。

他にはアクアワールド茨城県大洗水族館にいたトニー(オス)です。

この個体は水族館生まれで、1994年10月2日に須磨海浜水族園にて誕生。

新潟市水族館マリンピア日本海を経て、2006年12月に大洗水族館へ。

2014年12月1日に亡くなるまで飼育されています(20歳2か月)

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ラッコの寿命・種別ランキング!

アラスカラッコ:15~25年程度

カリフォルニアラッコ:不明

アジアラッコ:不明

ラッコはネコ目(食肉目)イタチ科カワウソ亜科ラッコ属に分類されています。

カワウソの仲間の中で、陸に依存せずに棲息可能になった唯一の現生種となります。

つまりラッコ属にはラッコしかいないわけなのですが、その中で現在は3亜種に分けられると考えられているようです。

アラスカ湾にいるアラスカラッコ、カリフォルニア沿岸にいるカリフォルニアラッコ、そしてロシア~北海道辺りにいるアジアラッコの3亜種。

日本の水族館ではアメリカで捕獲・輸出された個体に遡ることが出来まして、当時はアジアラッコは情報が少なく…カリフォルニアラッコは生息数が少なく保護対象だったために、アラスカラッコになるみたいですね。

その後は個体数が減ったことで絶滅危惧種に指定され、アメリカからの輸入がストップ。

継続的な繁殖が上手くいっていないことから、日本の水族館でラッコが見られなくなる日も近い…なんて話もありますね。

ちなみにアメリカに目を向けますと、カリフォルニアラッコも飼育されています。

2019年4月に亡くなったオスのチャーリー22歳で最高齢とのこと。

亜種ということでそれほどの違いはないと思われますし、カリフォルニアラッコのチャーリーの年齢を考えても、寿命は3亜種でそれほど大きな違いはないでしょう。

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