クジラの寿命ってどのくらいなの?いったいどのくらい生きるの?
そんなあなたにクジラの寿命に関して、徹底的に調べてみたので紹介します。
飼育下や野生での平均寿命はもちろんのこと、最長記録なんかも気になるところ。
更には種類によっての違いも気になりますね。
今回はそんなクジラの寿命に関して、徹底的にお知らせします!
クジラの平均寿命!
シロナガスクジラ:80~90年
ザトウクジラ:50年
マッコウクジラ:60~70年
クジラの平均寿命は、種類によってことなるものの50年~90年程度となっています。
これは野生の個体のデータとなっており、飼育下では短命になると考えられているようです。
大型のクジラを長期に渡り飼育することは困難なため、詳細なデータはないもののシャチの飼育データにより推測されているようですね。
野生のシャチの寿命は50~80年程度と考えられており、それに対して飼育下のシャチの寿命は20~30年程度となっています。
なぜ飼育下で短命になるのかはまだまだわからないことが多いようですが、狭い空間によるストレスなどが考えられているようですね。
それでも以前に比べると飼育技術の向上により、飼育下の個体の寿命も延びていると言われています。
クジラの寿命最長記録・ギネス情報!
211歳:ホッキョククジラ
長寿の記録としては上記のようになっています。
2007年にアラスカの先住民イヌピアットが捕獲したものとされており、アスパラギン酸ラセミ化と呼ばれる方法で分析されています。
このアスパラギン酸ラセミ化という方法は、眼球から抽出したたんぱく質を分析する方法となっており、比較的新しい分析方法のようです。
この個体の体内からは、19世紀に使用されていた捕鯨用の銛の先端が見つかったため少なくとも100年以上前から生存していたことは確かとなっているようですね。
クジラの寿命・種別ランキング!
ホッキョククジラ:100~200年
セミクジラ:50~100年
シロナガスクジラ:80~90年
マッコウクジラ:60~80年
シャチ:50~80年
バンドウイルカ:40~60年
クジラは哺乳綱偶蹄目/鯨偶蹄目に分類されています。
ここに属する鯨凹歯類の総称であり、単に「クジラ」というとかなり幅広いことになりますね。
大きく分けるとハクジラとヒゲクジラに分けられ、小型のハクジラと大型のヒゲクジラ…という認識で大きな間違いではないでしょう。
ハクジラの仲間はマッコウクジラなどの他、シャチやイルカもハクジラに含まれます。
ヒゲクジラの仲間はシロナガスクジラやザトウクジラとなっていますよ。
一般的に大型のクジラの方が寿命が長い傾向があるほか、メスの方がオスよりも長寿の傾向がある種が多いようです。